こんにちは!
今回は我が家のファミリーサポート(ファミサポ)活用状況を、「登録」から「使ってみた感想」を記したいと思います。
あくまで"我が家の体験"であり、市区町村で利用料や方法は異なるかと思うので、あくまで参考までにです(^^)
ちなみに私たちの背景は、
●母方の実家は飛行機が必要な距離で遠方 (基本頼れない)
●父方の実家は電車を使って30分程の距離 (あまり頼れない)
●今住んでいる場所は父母ともにゆかりの無い土地なので、近所に知り合いもいない。
こんなステータスなので、育児に関して第三者に助けを求められるライフラインとして、ファミサポを活用してみようと試みたのでした。
・ファミリーサポートへの登録
そもそもファミリーサポートとは何ぞやですが、東京都のWebには↓のようにありました。
"ファミリー・サポート・センター事業は、子供の送迎や預かりなど、子育ての「援助を受けたい人(依頼会員)」と「援助を行いたい人(提供会員)」が、地域で相互援助を行う仕組みです。センターは区市町村または区市町村から委託等を受けた法人が運営しており、会員同士のマッチングや提供会員に対する研修などを実施しています。"
(ファミリー・サポート・センター事業 東京都福祉局 参照)
www.fukushi.metro.tokyo.lg.jp
私が住んでいる千葉県市川市も運営していて、隣駅にちょうど登録センターが設置されていたので、娘が6ヵ月の時に説明会に参加し、依頼会員として登録しました。
尚、(市川市のケースだと)登録には登録会への参加と登録料1,000円/1家族が必須となるため、登録会には娘と夫と私の3人で参加しました。
市によって金額は変わりますが、市川市はとにかく価格が良心的すぎるので、本当に善意の有償ボランティアの方々で成り立っている仕組みだなと説明会を受けながらも感じていました。
市川市のファミサポ お礼額 (24/9月確認時点)
月~金曜日の午前7時~午後8時まで 500 円/1 時間
土日祝祭日・年末年始及び上記以外の時間 600 円/1 時
(詳しくはこちら:https://www.city.ichikawa.lg.jp/common/000342671.pdf )
・実際に使ってみた!
とにかく育休中の時間に余裕がある間に、一通り利用してサービスの利用方法を試しておかないと、復職後に本当に必要な時に初めてじゃ使いにくいと思ったため、娘が8ヵ月の時に「結婚記念日ランチを夫婦でゆっくり楽しみたい」として昼間の3時間預かってもらうことにしました。
Step1) ファミリーサポートセンターに連絡
ファミサポを利用したい旨をセンターに連絡します。
その際にはいつ頃に、単発利用なのか連続利用なのか、目的をお伝えしました。
(目的は詳細までは言わなくてもですが、例えば「保育園のお迎えで平日数回お願いしたい」とか「再来週の休日の昼間預かってもらいたい」とかの内容は、センター側の提供会員手配のためにも伝えるのはマストな情報だと思います。)
Step2)提供会員に電話で事前面談のアポ取り
センターが希望を確認した後、対応可能な提供会員さん(対応してくれる方)を紹介くださいます。その際に、その方の名前と電話番号を教えてくれるので、自分で提供会員さんに電話して、事前面談の日時を決めます。
Step3)事前面談の日程をセンターに報告
Step2で決まった日時を、ファミサポセンターに電話で報告します。
Step4)地域のリーダー、提供会員さんと3者で事前面談
地域のリーダーさんも同席の元、提供会員さんのお宅=預かっていただく場所にて、娘も同席で面談。この時に、実際に預かってもらう日時の決定、子どもの特徴(お気に入りのタオルがあるとか色々と)、当日の流れ等を共有しました。
時間にして1時間程度取ってくださいました。この面談は、私たち利用者は無料ですが、提供会員さんにはセンターからきちんとお金が支払われています。
※以降、同じ提供会員さんにお世話になる場合は、センターを一々介する必要はなく、直接提供会員さんに連絡&相談⇒都合が合えば、次回以降もサポートを受けられる仕組みです。
Step5)当日!
赤ちゃんと、預かっていただく時間で必要なもの(おむつ、ミルク、哺乳瓶、お気に入りのおもちゃ等)を持参して提供会員さんのお宅に行き、予め決めた時間を預かっていただきました。謝礼金は引き取りの際に、現ナマではなく、必ずポチ袋や何か封筒に入れて渡すのが基本的なマナーとなります。
↑貼る写真が無さすぎて…この時にできた時間で食べたステーキ丼を・・・笑
近所の個人経営の小さな割烹料理屋さんで、毎年結婚記念日兼夫の誕生日にはこちらをお邪魔しています。来年は娘と3人で!?✨
・使ってみた感想
良かった点:
何より、ほんとに自分がちょっと休みたい時や助けが必要な時に地域のサポーターの方に助けてもらえるのが凄く良い仕組みだと思いました。
また、市が運営(市から委託されている団体)しているから、とにかく料金が格安!本当にありがたいと思いました。また、提供会員さんの中でも赤ちゃんの扱いは、特に追加での研修を受けた方しか出来ないようで、言うなれば他人様のお家ではあったものの、当時8ヵ月の娘を預けることに抵抗はありませんでした。
※私がお世話になった方は、ご年配の女性でしたが保育関係でお勤めされていたようで、現役でもまだ保育園(しかも0歳児クラス)で働かれている方だったので、私より赤ちゃんあやすの上手でした。
これは事前面談でしっかりとお話が出来たから安心できた点なので、事前準備は少々面倒ではあるものの、大事なステップだし、よくできたシステムだなと思いました。
う~んだった点:
基本的にむっっっちゃ素敵な仕組みなのですが、他人様に依頼する心理的ハードルがやっぱり高い!そして初めての提供会員さんとだと、Step1~4の事前面談を絶対にしなくてはならず、お互いを知れる大事なステップなのは重々承知の上で、やっぱりちょっとめんどくさい・・・
一つ一つのステップが安心/安全のために必要だからこそ、フレキシブルにはいかない点が、ちょっと使いづらいな~と思いました。
***
私はこの1回利用した後に、数か月して「平日に眼科に行きたい・・・」と思い同じ提供会員さんに直接連絡を入れましたが、他の利用者さんの定期利用で忙しくなりスケジュールが合わず、再度新しい提供会員さんの紹介をファミサポセンターに相談・・・とまではやらなかったので、この一回しか結局使っておりません。
保育園のお迎えが間に合わない時に近所にサポーターさん(提供会員)がいて、当日に「すみません!今日ちょっとお願いします!」な気軽に相談できる関係性の方が出来たら良かったのですが、近くに提供会員さんがいらっしゃるかも分からないし、まずは初回の面談をとなると、復職してしまった今は平日自由に動けないから、よっぽどの事が無い限り、今から一からの調整は難しいなぁと感じています。
なので、育休中に一度ファミサポを使って、【何となく利用方法は理解した!】けど、更に今後全力活用できるようにしておくためにも、
✔育休中に連続で使用する用途で提供会員さんを紹介してもらう
✔事前面談を済ませておく
✔気軽に相談が出来るような関係性を構築しておく
・・・ことが大事だったように思います。
現時点ではとりあえず登園とお迎えは夫と協力し何とかなっているので、何となく家族だけで回せそうですが、今後娘が小学校に入った時とか、どうしても2人では無理・・・地域の力をお借りしたい・・・時には再度ファミサポ利用を検討したいと思います。
また、利用には(私には)心理的ハードルが高いと言いましたが、そもそも登録してないと利用できないサービスなので、直近で利用予定はなくても、事前に登録会で登録だけは済ませておいた方が、いつかの手段としてきっと助けになると思います。
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今思うと育休中の時間、夫も仕事に行って、実家も遠くて頼れなくて、子どもと2人きりの時間が続いた時に、自分のために病院とか美容院もなかなか行けなかったなぁ。
そんな時に地域の方が助けてくれて、少しでも自分時間が取れる選択肢があったのは心強かったです。
(結果的に1回だけしか使ってないけど、もっとうまく活用できたら良かったかも)
ちなみに今登園している保育園は、事前に登録と身分証の持参でファミサポの方のお引き取りも可能と確認しています。きっとうまく活用されてる方もいるんだろうなぁとしみじみ思うときもあったりします。
今回はそんな話でした!
長々と文章ばっかりでごめんなさい。誰かの何かの参考になれたら幸いです。
では!